2011年12月28日水曜日

・・・

さてさて、また一ヶ月以上放置していました。
なんか案外見ている人がいなくもないみたいなので書きます。。。

この一ヶ月といえば、サークルの方で代替わりがあったり、就活が始まったりと、そこそこにいろいろあったのですよ。
もうじき忙しくなるのでまた書かなくなる気もしますが、ツイッターなんかもあるし…まあよろしゅう。

あ。年間ベストを選んだので今年はもう一回は書きますよ!
では。

2011年11月13日日曜日

Photos














展示の合間に多摩美の芸祭に行ってきました。
はちみつちゃんがRPG作ってたり、HiZAKOZOXのライブを観たり、きさちゃんが相変わらず面白いことしていたり、ひさびさに会う人もたくさんいてとても楽しかったです。時間がなくて見たいもの全部は見れなかったのが残念。
写真を載せてみたけどイマイチ祭っぽいくないなこれ…。


movie

最近観たものをピックアップ


21 Grams(『21グラム』)

『バベル』の監督が、その前に撮った2003年の作品。
バベルはテーマとか描きたいことはとても共感できるし良かったと思うのだけど、どうしても引っかかってしまうシーン(東京のところとか)が幾つかあって僕としてはどうにも消化不良なところがありました。それに対してこの作品はテーマの重さのわりにすっと引き込まれまれて良かったです。

断片的に過去と現在の描写が入り乱れるけれど、複雑さは感じられず、役者陣の演技とあいまって、観た後にとても余韻が残る作品でした。

そう演技!
デル・トロさんもショーン・ペンもナオミ・ワッツもシャルロット・ゲンスブール(関係ないけどこないだのアルバムは素晴らしかった)もみんな迫真の演技ですよこれ。
(この作品でデル・トロさんはアカデミーの助演男優にノミネートされているのですが、本格的にブレイクしたのはソダーバーグの『チェ』でしょうか。そっちはまだ観てないのでそのうち観たいな……。)
役者の鬼気迫るような演技がリアリティを引き出しているなあと思いました。



Slumdog Millionaire(『スラムドッグ$ミリオネア』)

だいぶ見逃してた感があります笑

『トレインスポッティング』で有名なダニーボイルが撮っただけあって疾走感がある演出でどんどん先へ持って行かれる感はあります。そこらへんはダニーボイルだなー、と。
いいところで良い音楽がかかるのもまさにトレインスポッティング。
この作品では随所でインドのポップス?やいわゆるゲットーミュージックみたいな曲が使われていて、それがいい感じの味付けになっていました。

ただ、
オチが「運命」(もはや運じゃないですかこれ)でみんなで踊って終わりってなんやねん、とやっぱり思ってしまうし、モヤっとしたシーンも結構多いのは事実。

このへんインド映画っぽいと言ってしまえばそれまでなのかもしれませんが、まあアカデミー作品賞というのならばちゃんとしてほしかったなあと思います(逆にアカデミー賞が変にハードルを上げすぎているのかも)。

…と、つっこみどころはありますが全体通しては面白かったです。
というか観ている人に最後に面白かったという感想を抱かせられるからこそアカデミー作品賞なのでは、と思ってしまいました。まあいいか……。おすすめ。




District 9(『第9地区』)


これも長いことずっと気になっていた作品。
すごく面白かったです。というかよくできてるなーと感心してしまった。

エイリアンが南アフリカ・ヨハネスブルグの上空に襲来したものの宇宙船の故障と指揮を執っていたエイリアンが死んだ?せいで、衰弱しきったエイリアン(作中でエビと呼ばれる)達が地上の第9地区で難民として生活し始めて、20数年が経過…といのが基本設定。

本編はそこからずっとドキュメンタリーという体で進みます。同じようなところで言えばは『ブレアウィッチプロジェクト』とか『クローバーフィールド』とかもそうでしょう。


なのですがこの作品がちょっと違うなと思ったのは、途中からドキュメンタリー調ではなく普通に現在視点のドラマになっているところ。フツーにSFな戦闘が繰り広げられます。それでも途中途中にもニュースの映像が入ったり、ラストもドキュメンタリーで終わらせているし、その辺りの繋ぎが実にスムーズ。まずそこがすごい。

次にエイリアンの立場。
SF映画では侵略者として登場することが多いエイリアンですが、この映画では搾取される存在として描かれています。ちょっと『アバター』っぽい。
…が、これも、主人公はエイリアンを虐げる立場だったのが、最終的にはエイリアンと協力してラボを襲撃、エイリアンが同等な立場になっていたりと、『アバター』とはちょっと違うのですね。ここが第2の気になったところ。

通して観ると、ありそうであまりなかった構成の映画だな、と思います。

いろいろ書きましたがとにかく面白い!これがアカデミー作品賞ノミネートは納得(笑)

2011年11月11日金曜日

before dawn

身辺が落ち着いてきたので久々に投稿。


ここ最近は自分の写真サークルの方が忙しくて、時間的にもメンタル的にも書いてる余裕があまりなかったのですよ。

なんだかんだで、たて続いた展示はうまく全て終わったので先ずは一安心です。
展示に来ていただいた僕の友人はどうもありがとう。何かあればまたツイッターなどで告知します。DJ 水も何かやる…かも。よろしゅう。


2011年10月3日月曜日

office chart for "YMO welcome back!!!!"

1.Firecracker / Yellow Magic Orchestra
2.Insomnia / Yellow Magic Orchestra
3.Technopolis / Yellow Magic Orchestra
4.Seoul Music / Yellow Magic Orchestra
5.Ongaku / Yellow Magic Orchestra
6.Rydeen 79/07 / Yellow Magic Orchestra
7.Rescue / Yellow Magic Orchestra

wowwowの無料放送でYMOの今年のサンフランシスコ公演をやっていて思わず見入ってしまいました。アンコール終わった後にメンバー全員で肩を組んで笑顔で挨拶していたのが印象的でした。三人ともリラックスして音楽が作れている今だからこそ、YMOの次の一手に目が離せないのです。

2011年9月26日月曜日

Let Me In(『モールス』)


2008年のスウェーデン映画『ぼくのエリ 200歳の少女』のリメイク。

……とのことなのだけど、調べてみると原作小説をこっちの方が先に映画化しようとしていたらしいです。僕は一応『エリ』の方は先に観ていたけど、雰囲気としては原作+『エリ』のテイストを維持してアメリカで作り直した感じ、とでも言いましょうか。


で、感想。

観はじめて先ず目に付いたのが『エリ』で全体を覆っていた”北欧っぽさ”はとはまた違う、全体にトーンを落とした色味。閉塞感という点では『エリ』に近いような……。
全然関係ないけど『告白』とかの画の感じもちょっと近いかな?
原作には主人公オーウェンとヴァンパイアの少女アビー、という二人をとりまく世界以外にも、他の登場人物たちのストーリーがしっかり書かれているらしいのですが、この映画では(『エリ』以上に)二人とその周囲だけに話を絞っている気がします。雪に囲まれた小さな町(80年代のアメリカ描写も良いです)、この色味や閉塞感も然り。更には二人の境遇も。より二人の孤独感が出るように演出しています。オーウェンの両親の顔が一度も映らないところとか。

ちなみに『エリ』は削るところ削ったせいで、原作を読むかある程度調べるかしないと、よくわからないままだったり大きく印象が変わる部分も多いです。良くも悪くも(詳しくは書きませんが、かなり決定的な要素が描かれていなかったりします)。
一方『モールス』は『エリ』でグレーだった部分を分かり易くしたなー、という感じ。
そのせいかアビーの父(まあ父ではないのだけど。役名の都合上。。。)とオーウェンの対比?関係?がより強く表れていたように感じました。そこを意識したせいかラストシーンも、ちょこちょこ言われてる「意外」という感想は出てこなかったなあ。

あと忘れてはいけないこの映画の重要な魅力の一つがアビーを演じたクロエ・グレース・モーリッツでしょう。彼女が見せる表情がひたすら印象的でしたね。良かった。

総合すると『エリ』もこっちも甲乙つけがたい笑
どちらも良かったことには変わりないです。万人受けするものではないでしょうが、こういう映画が好きな人は少なからずいるのでは。
『モールス』→『エリ』の順番で観ると分かり易いと思います。

2011年9月14日水曜日

Photos








縦の写真が縦にアップされない…。なんでだろう。。。